8.「初めての火葬車」Ⅰ
最初のペットちゃん(家族の一員)は小さな体で糖尿、最後には目も見えない・・・18年一緒に暮らしました。その前には主人は猫のミーコちゃん、子供たちはザリガニ、カエル、ハムスター私は玉子を生んでくれる鶏と生活を共にした経験があります。当時はペットとかではなくただの動物・・・生き物として捉えていたのが正直な感情です。
ワンちゃんに家族の一員としての感情が芽生えたのはおそらく、意思の疎通ができたから、言葉も理解していたからではなかったのかなと、今振り返ると思います。
視線を合わせると他の多くの動物では敵意を意味するが、犬は親愛の情を示します。飼い主が悲しんでいるとそばにきて寄り添ってくれたり、流す涙をぺろぺろと舐めてくれたりもします。食事、排せつ、散歩など私がいなくてはこの子は生きていけない・・・。犬の愛くるしい表情やしぐさなどは人間の親性本能を刺激し、我が子に対するような愛着を引き出してくれます。気づかないうちに自然と大切な家族として、「うちのペットが・・・」「うちの犬が・・・」から
「うちの子が」に呼び方が変わってきます。そんな子を見送らなければいけない日が来た時です。「火葬車」という存在を知りました。ネットで「大阪ペット火葬」と検索するとたくさん出てきます。昔よりも需要が増えているのがわかります。自宅でお別れができる。私が選んだのは訪問型というものがあり、自宅前や近くの安全な場所で火葬車によりお見送りができるというものでした。
動物でも人間でいう、お葬式のような事ができるという火葬車を知り驚きました。そもそも愛くるしい、走り回る子の寿命なんて考えた事がなかったのです。そもそも初めてペットを我が家に迎え入れた時には、永遠にこの幸せな時間は続くものと考えていました。
つづく
